絶対にある不用品の新発見

マックの割合が高い路上に散乱するファストフードのごみ問題と対処法

マックの割合が高い路上に散乱するファストフードのごみ問題と対処法 手頃な価格で気軽に食べられることで人気のファストフードにおける深刻な問題の一つが路上に捨てられるごみです。

ファストフードは店内飲食と持ち帰りの2つの選択肢が用意されているため、天気の良い日中に店外での飲食を選ぶ人もたくさんいます。公園を始めとした公共の施設であれば大半の人が敷地内のごみ箱に捨てるので大きな影響はありません。

問題となっているのは歩きながら飲食をする人です。所謂食べ歩きで近くにごみ箱がないことを理由に路上の隅に投げ捨てる人も多いのが実情です。


日本では1970年代初頭に銀座にマックの第一号店がオープンしてから様々な企業が新規に参入し始めています。駅前を中心にモスバーガー、バーガーキングなどたくさんのお店が軒を連ねているにもかかわらず路上に散乱しているごみの殆どがマックです。これは店舗数、利用客の割合などに加え、過剰過ぎる包装が原因の一つと考えられています。

マックの持ち帰りでは安全に運べるようにバーガーの包装にハードカバーを付けたり飲み物がこぼれないように紙製トレイを使うのが基本です。トレイを使う店内の飲食であればこれらは必要ありません。気持ち良く食事を楽しんでもらいたいという顧客目線で考えられたサービスがごみを増やす結果に繋がっているという現実があります。


気持ち良く食事を楽しんでもらいたいという顧客目線で考えられたサービスがごみを増やす結果に繋がっているという現実があります

路上に捨てられたごみを片付けるのはその地域に住む人や清掃員です。回収する時にマックのロゴばかりが目に付けば無意識のうちにお店に対する印象が悪くなります。

実際にごみの投げ捨てが原因で住民からクレームが入りその地域から撤退せざるを得なくなったケースも少なくありません。いつも使っていたお店がある日突然無くなり生活が不便になる事態を避けるためにも、ポイ捨てをしない習慣を身に着けることが大切です。

商品を購入したら袋から紙トレイだけを取り出して店内のごみ箱に廃棄をするだけでも十分な効果はあります。そのほか、食べ歩きを避けてごみ捨て場が近くにある所での飲食を心掛けることも忘れてはいけません。